競技

2015/03/26

【REPORT スノーボードSBXチーム遠征】
ワールドカップ最終戦La Molina大会

桃野慎也33位 渡辺大介49位 岩垂かれんDNS

  今季も最終戦の舞台となったスペインのLa Molina大会。雪が少なく今年も4人ヒートで予選タイムが40秒台というショートコースにて開催された。特に大きなジャンプやハイスピードなセクションは無く、ミスの許されないコースだった。9時30分には雪が緩み始め、朝の公開練習と予選の時間ではスピードが大きく変化する中、予選1本目が勝負になることは誰もが理解していた。

 1秒以内に20人以上が入る混戦のなか桃野選手は1/100秒及ばず予選敗退となった。渡辺選手は2度目となる世界舞台、公式トレーニングから1本1本修正していき、自分の滑りをする事ができ良い経験となった。岩垂選手は公式トレーニングで攻略できなかったジャンプセクションで大きく転倒し、予選当日の公式トレーニングでも攻略できずDNSとなった。

 今季は様々な事情によりSBX種目のワールドカップは3戦のみの開催となったが、各選手にはシーズンを通して大きな経験を積み、来季へ向けての大きなステップを踏むシーズンとなった。それぞれのステージにあったマイルストーンを刻んでいきたい。

報告:SBXコーチ 五十嵐 幸太

スタートから見たファーストバンク

スタートする桃野選手

右から桃野、渡辺、岩垂選手

岩井サーンビスマンが書いたコース図

最終戦が行われたLa MolinaのSBXコース