競技
2024/10/23【Report 第2次スノーボード(スロープスタイル/ビッグエア)遠征】日本女子がワンツーフィニッシュ!男子は長谷川が金メダル!!FISビッグエア・ワールドカップ クール(スイス)
第2次スノーボード(スロープスタイル/ビッグエア)遠征の概要はこちら
スノーボードのワールドカップ(W杯)は現地時間10月19日夜、スイスのクールで今シーズン初戦となるFISビッグエア・ワールドカップの決勝が行われました。日本女子の深田茉莉(YAMAZEN)が1位、岩渕麗楽(BURTON)が2位。男子でも長谷川帝勝(STANCER)が優勝し、男女に渡り日本人が大活躍しました。
優勝した長谷川帝勝。左)2位 Rocco Jamieson 右)3位 Romain Allemand 【全日本スキー連盟】
男子決勝には荻原大翔(仙台大学)、長谷川帝勝(STANCER)の2名が出場。
3本の試技から異なる技のベスト2本の合計得点で争われ、長谷川帝勝は1本目にCAB1800(5回転)インディを成功させ87.50点を獲得。2本目を失敗し、後がない3本目にFS1800(5回転)インディを成功。最終的に2本の合計得点を177.25点とし、2位に10点以上の差をつけて優勝しました。4年前のクールワールドカップにて足首を骨折した経験がある長谷川。その苦い思い出を4年越しに塗り替えました。
2位に入ったのはRocco Jamieson(ニュージーランド)、3位はRomain Allemand(フランス)でした。
荻原大翔は3本目に大技BS1800(5回転)メランを成功させるも、1本目2本目のSWB1620(4回転半)メランを決めれず6位でフィニッシュとなりました。
優勝した深田茉莉。左)2位 岩渕麗楽 右)3位 Laurie Blouin 【全日本スキー連盟】
女子決勝には深田茉莉(YAMAZEN)、岩渕麗楽(BURTON)、鬼塚雅(ISPS)、村瀬心椛(TOKIOインカラミ スノーボード部)の4名が出場。
深田茉莉は1本目にFS1080(3回転)ウェドルを成功させ87.50点を獲得、2本目のSWB1260(3回転半)ジャパンを成功をさせ、94.00点を記録しました。女子では今大会唯一の90点台を叩き出し、自身2年ぶり2度目のワールドカップでの優勝を果たしました。昨年は思うような活躍ができず歯がゆいシーズンを過ごしたが、今年の初戦で見事雪辱を果たしました。
2位に入ったのは、岩渕麗楽。1本目に得意のBS1080(3回転)ウェドルを失敗するも、2本目に見事成功。そして3本目にF1080(3回転)ダブルテールを成功させる。1本目での失敗にもかかわらず、2本目と3本目で確実に決めることができるのは、経験豊富な岩渕だからこその技と言えるでしょう。3位にはLaurie Blouin(カナダ)が入りました。
昨年目覚ましい活躍を遂げた村瀬心椛は3本目にFS1260(3回転半)トラックドライバーを試みるも、着地に嫌われ失敗。1本目と2本目の合計で150.75点とし、表彰台に僅かに届かず4位で初戦を終えました。
ビッグエアシーズン初戦。男女共に着実に結果を残した日本スロープスタイル・ビッグエアチーム。次戦は11月30日からの中国ビッグエア2戦目です。今後の戦いからも目が離せません。
FISビッグエアシーズン初戦・ワールドカップ クール(スイス)
男子最終リザルト
- 1st HASEGAWA Taiga 🏅
- 6th OGIWARA Hiroto
- 11th HAMADA Kaito
- 25th MIYAMURA Yuto
- 30th TOBITA Ruki
- 40th KIMATA Ryoma
- DNS KIMURA Kira
- DNS KUNITAKE Hiroaki
女子最終リザルト
- 1st FUKADA Mari 🏅
- 2nd IWABUCHI Reira 🥈
- 4th MURASE Kokomo
- 8th ONITSUKA Miyabi
- 23th SUZUKI Momo
- 26th MURASE Yura
報告: スノーボード(スロープスタイル/ビッグエア) チーム コーチ 稲村 樹
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