競技
2024/11/08【Report 第1回スキー(ハーフパイプ/スロープスタイル/ビッグエア)教室 カムイみさか会場】
第1回スキー(ハーフパイプ/スロープスタイル/ビッグエア)教室 カムイみさか会場の概要はこちら
2024年10月26日と27日に山梨県のカムイみさか室内ゲレンデにて、スキー(ハーフパイプ/スロープスタイル/ビッグエア)教室を開催しました。本事業は、フリースタイルスキー、ハーフパイプ、スロープスタイル、ビッグエア競技に興味のある、またはすでに競技に取り組んでいるジュニアアスリートに向け、全日本スキー連盟ナショナルチームの選手やコーチにより、安全に競技を続ける為に必要な知識や技術を伝達し、同競技の競技者を目指すジュニアスキーヤーの発掘と競技能力の向上を目指し、実施しています。
今回は、今年度第1回目となる事業となりました。1日目の午前中は、まず選手が普段から行っているウォームアップを全員で行いました。その後、トリックを行う上で必要不可欠なポジションの確認を平地で行った後、室内ゲレンデに移動しました。
ハーフパイプ元日本代表選手の 桐山 菜々穂 選手によるウォームアップ
雪上技術指導の様子
室内ゲレンデでは、安定した滑走をするための基本となるポジションやラインの確認を行いました。選手やコーチの後を実際に滑って、ハーフパイプの中での滑走ラインや動作のタイミングを体験してもらいました。
映像を確認しながらのアドバイス
その後、午後は、座学講習を行い、競技会の種類や出場方法を学ぶとともに、競技会におけるジャッジの評価観点を学びました。
ジャッジ講習中の様子
2日目は1日目に引き続き、ウォームアップから始めました。その後、室内ゲレンデにてポジションを意識しつつ、参加者たちが普段行っているトリックについて、コーチ達からアドバイスをしました。
雪上練習前のウォームアップ
念入りにポジションの確認を行う
2日目の午後は、チームトレーナーがフィジカルトレーニング講習を行いました。なぜトレーニングをするのか、またなぜそのトレーニングを行うのか、目的を理解した上で取り組みました。
トレーニング講習後は、選手、トレーナー、コーチ全員から今後の練習に関してのアドバイスや想いを参加者に伝え、事業を終えました。
トレーニング講習の様子
今回は少ない参加者での事業となりましたが、その分、いずれの講習も内容が濃いものになったと感じています。しかし、いずれの内容も時間が経てば忘れてしまいます。今回学んだ事すべてを行うのは難しいですが、ひとつでも持ち帰り、今後も楽しみながらフリースキーに取り組んで欲しいと思います。
報告: フリースタイル ハーフパイプ/スロープスタイルチーム コーチ 高尾 千穂
集合写真