競技

2024/12/25

【Report 第3次スノーボード(ハーフパイプ)遠征】オリンピックトライアル開幕戦と年内最終戦!

第3次スノーボード(ハーフパイプ)遠征の概要はこちら

2024年度の第3次遠征として、今回は中国/アメリカでそれぞれ行われたワールドカップに参戦してきました。
今季からは来年度(2026年)に開催されるミラノ・コルティナ五輪の国内の代表選考レースが始まり、熾烈な代表争いが予想される中での2戦となりました。

カッパーW杯 全体集合写真

今季初戦となるシークレットガーデン(中国)、天候やコースコンディションにも恵まれ見ごたえのある戦いになりました。
男子は 平野 海祝かいしゅう 選手が足首の不調で欠場しましたが、その他の参加選手5人全員が決勝に駒を進めました。
表彰台の1番上を獲得したのは 戸塚 優斗ゆうと 選手、FSトリプルコーク1440を含む高難度のランを決め切り、見事優勝を果たしました。
3位には 山田 琉聖りゅうせい 選手がランクイン、BSダブルマックツイスト1080など独創性の高い構成のランを見せて強豪を抑え、自身初の表彰台を獲得しました。

カッパーW杯 男子表彰式

女子では、小野 光希みつき 選手がSWB540を混ぜた高さのある滑りを披露し、惜しくも表彰台は逃しましたが4位入賞。
ワールドカップ初出場となる 工藤 璃星りせ 選手と 清水 さら 選手、工藤選手は残念ながら足首の不調で決勝は欠場となりましたが、清水選手は堂々とした滑りを披露し5位入賞と健闘を見せました。

内田 友来ゆき トレーナー、樋口 まもる コーチによる 清水 さら 選手へのケア
カッパーW杯 女子表彰式

カッパーマウンテン(アメリカ)での2戦目、平野 海祝 選手、工藤 璃星 選手の2名が欠場、その他参加8名全員が決勝に駒を進めました。
男子では 平野 歩夢あゆむ 選手が本調子ではない中での戦いになりましたが、昨年の今大会を彷彿とさせるような3本目にトリプルコークからの逆転劇を披露し優勝を勝ち取りました。
戸塚 優斗 選手、平野 流佳るか 選手の両名は完成度の高い滑りで高評価を得て、2位と3位にそれぞれ入賞を果たしました。
重野 秀一郎しゅういちろう 選手は1620を含む新しい構成で6位に、山田 琉聖 選手は10位にそれぞれランクインしました。

中国W杯 男子表彰式

女子では前回中国大会で5位入賞と勢いにのる 清水 さら 選手が、900を2つ含むランを決めて自身初となる優勝を手にしました。
小野 光希 選手は高さのある滑りで3位に、冨田 せな 選手もFS1080を含む難しい構成で8位にそれぞれランクインしました。

石崎 祐 コーチによる指導の様子

今回の遠征では、中国/アメリカでそれぞれ日本人をはじめとした多くの現地の方に多大なる手助けを頂き、選手スタッフ一同、改めて厚く御礼申し上げます。
並びに第3次遠征にあたり、いつもスノーボードハーフパイプチームに応援頂いている皆様、ご関係の皆様に心より感謝いたします。

引き続き応援よろしくお願いいたします。

報告: スノーボード(ハーフパイプ)チーム テクニカルコーチ 石崎 たすく

中国遠征 全体夕食祝勝会
治部 忠重ただしげ コーチ、村上 大輔だいすけ コーチ、樋口 まもる コーチによるワックシング
田岡 幸一こういち トレーナーによるケア
服部 竜延たつのぶ サービスマンのワックシング
福田 翔太郎しょうたろう トレーナーによるケア
木下 正圭まさかど カメラマンによる撮影の様子

Japan Snowboard HP Teamの今回の遠征の模様、スノーボード・ハーフパイプチームの情報はこちらのインスタグラムでもご覧いただけます。
(Instagram_Glyph_Gradient_RGB@japansnowboardhpteam) 📸Instagram写真と動画