競技

2025/01/23

【Report 第4次スノーボード競技(ハーフパイプ)問題解決型アスリート育成パスウェイ構築支援プログラム遠征】FISワールドカップ・ラークスオープン直前雪上トレーニング

第4次スノーボード競技(ハーフパイプ)問題解決型アスリート育成パスウェイ構築支援プログラム遠征の概要はこちら

スイス・ラークススキー場を会場に、ジュニア選手の5名、村上 広乃輔こうのすけ(オールアルビレックス)、工藤 璃星りせ(TOKIOインカラミ)、清水 さら(TOKIOインカラミ)、嶋﨑 きゅう(福知山成美高校)、園田 恵吾けいご(オールアルビレックス)が合宿に参加しました。
参加メンバーのうち3名は、ワールドカップ参戦を控えており、雪上トレーニング最終調整の合宿となりました。

朝のウォーミングアップの様子

会場ではワールドカップ直前という事もあり、大会出場予定の強豪選手が勢揃いしておりましたが、参加メンバーそれぞれ雰囲気に飲み込まれることなく、目の前の課題にしっかり取り組みました。
宿舎では食事を選手たちのみで作るなど、トップチームの選手たちの生活を意識した取り組みも行いました。
不安定な天候の日が続きましたが、今出来る事を冷静に考えながら、体調やオーバーワークにならないように切り上げるタイミングもそれぞれ意識出来、怪我なくトレーニング合宿を終えれました。

各国からラークスのハーフパイプに集まる選手達
選手たちが自炊で食事をつくる様子
小林 美也子みやこ トレーナーによるケア
原田 将臣まさおみ テクニカルスタッフによる撮影

ラークスのワールドカップが終了し、引き続きエックスゲーム、ワールドカップ、全日本選手権など注目すべき大会がたくさんあり、ジュニアチーム選手の活躍からも目が離せません。

今後とも応援よろしくお願い致します。

報告: スノーボード(ハーフパイプ)チーム 技術コーチ 岡田 良菜らな

【選手からのコメント】

合宿参加メンバー

村上 広乃輔 選手(オールアルビレックス)
今回のLaax 遠征はあまり天気が良くなかったけど基礎のダブルコークやキャブダブルコークをできたのでワールドカップに繋がるような練習ができてよかったです。
生活面では仲間と一緒にごはんを作ったりしていい経験になりました。
これからも続けていきたいです。

工藤 璃星 選手(TOKIOインカラミ)
今回のLAAX合宿で成長できたなと思うところは、間違えを直ぐに自分で分かるようになってきた事です。
今の滑りの何が良くなかったのかを自分の頭で整理できるようになってきた事が少し成長できたなと思いました。
World Cup前は特に焦ってしまう気持ちがありますが、そこをコントロールしながらこれからに繋がる練習が出来ました。
LAAXは毎年来てますがやっぱり滑りやすくてパイプ以外も楽しいコースがいっぱいあるのでこのスキー場は私のお気に入りです。

清水 さら 選手(TOKIOインカラミ)
天候や体調で思っていたよりも練習できなかったけど、基礎の高さや姿勢などを見直せました。
また、ワールドカップ前の練習だったので大会で出す不安だった技の練習ができました。
ありがとうございました。

嶋崎 玖 選手(福知山成美高校)
短い期間でしたが、オフシーズンに取り組んできたことを試し、成果を確認することができました。
ワールドカップに出場する各国の代表選手と同じパイプで滑り、刺激を受けながら良い緊張感の中でトレーニングできました。
また、毎日万全の状態でトレーニングに望めるよう、コーチ、トレーナーの方々にサポートしていただきました。

園田 恵吾 選手(オールアルビレックス)
今回の遠征では大会で使う技の練習をすることを目標としました。
高回転の技を連続でする際のつなぎの練習やダブルコーク1080の練習をメインに行いました。
限られた合宿期間の中で天候やハーフパイプの状況も考え、臨機応変に毎日目標を持ち練習しました。
私はこの後もLaaxに残り引き続き練習に取り組むので、合宿期間中に学んだことと反省点も活かし国内大会に向けてさらにレベルアップできるよう頑張ります。

Japan Snowboard HP Teamの今回の遠征の模様、スノーボード・ハーフパイプチームの情報はこちらのインスタグラムでもご覧いただけます。
(Instagram_Glyph_Gradient_RGB@japansnowboardhpteam) 📷Instagram写真と動画