競技
2025/02/10【Report 第2回スキー(ハーフパイプ/スロープスタイル/ビッグエア)教室 尾瀬戸倉会場】
第2回スキー(ハーフパイプ/スロープスタイル/ビッグエア)教室の概要はこちら
2025年2月1日~2日に群馬県のスノーパーク尾瀬戸倉にて、スキー(ハーフパイプ/スロープスタイル/ビッグエア)教室を開催しました。
本事業は、フリースタイルスキー、ハーフパイプ、スロープスタイル、ビッグエア競技に興味のある、またはすでに競技に取り組んでいるジュニアアスリートに向け、全日本スキー連盟ナショナルチームの選手やコーチにより、安全に競技を続ける為に必要な知識や技術を伝達し、同競技の競技者を目指すジュニアスキーヤーの発掘と競技能力の向上を目指し、実施しています。
今回は、今年度1回目となる雪上の事業でした。1日目の午前中は、まずナショナルチームの選手が普段から行っているウォームアップを全員で行い、その後、トリックを行う上で必要不可欠なポジションの確認をゲレンデで行いました。
山本 泰成 氏、佐藤 大巳 氏によるウォームアップの様子
その後、確認したポジションを意識し、実際に講師がデモンストレーションで行うのを見ながら、パークアイテムにも挑戦しました。
午後は、座学講習を行い、競技会の種類や出場方法を学ぶとともに、競技会におけるジャッジの評価観点を学びました。
ジャッジ講習中の様子
2日目は1日目に引き続き、ウォームアップとポジションの確認から始め、その後、SAJやFIS公認大会と同じ競技フォーマットで模擬大会を行いました。
ウォームアップの様子
ポジションの確認
参加者はスタートにいる講師と相談しつつ、それぞれのランを練習し、行いました。
模擬大会中の様子
2日目の午後はまず、競技中や練習中のけがとして多い、脳振盪に関する講習を行いました。脳振盪とは何か、また起こしてしまった場合の対応方法について保護者の方も参加者と一緒に学びました。
中本 真也 氏による脳振盪講習
講習会終了後は、模擬大会終了後は結果発表とともに、採点を担当していたFIS公認ジャッジによるフィードバックを行いました。
参加者の中には大会に出場未経験者もあり、実際の大会の流れや雰囲気を体験してもらうことができました。
博多 闘治 氏によるジャッジフィードバック
2日目の最後は、チームトレーナーがフィジカルトレーニング講習を行いました。なぜトレーニングをするのか、またなぜそのトレーニングを行うのか、目的を理解した上で取り組みました。
北澤 裕次郎 トレーナーによるフィジカルトレーニング講習
トレーニング講習後は、選手、トレーナー、コーチ全員から今後の練習に関してのアドバイスや想いを参加者に伝え、事業を終えました。
情報量が多く、なかなかすべてを実施するのは難しいかもしれませんが、参加者の皆さんにはできることを選択しつつ、今回の事業で得た知識や、体験を活かして、今後も楽しみながらそれぞれの目標に向かって取り組んで欲しいと思います。
集合写真
報告: フリースタイル(ハーフパイプ/スロープスタイル/ビッグエア)チーム コーチ 高尾 千穂