競技
2025/02/12【Report 第4回・第5回スノーボード競技(ハーフパイプ)課題解決型アスリート育成パスウェイ構築支援プログラム合宿】 国内大会へ向けてのトレーニング合宿!
第4回スノーボード競技(ハーフパイプ)課題解決型アスリート育成パスウェイ構築支援プログラム合宿の概要はこちら
第5回スノーボード競技(ハーフパイプ)課題解決型アスリート育成パスウェイ構築支援プログラム合宿の概要はこちら
スノーボードハーフパイプジュニア選手を対象に国立スポーツ科学センター(JISS)と青森スプリングスキーリゾートの2会場での合宿を開催しました。
JISSでは、専門スタッフによる計測や器具を用いてのフィジカルチェックを行い、シーズン前(8月、10月)に行っていたフィジカルチェックと比較することによって自らの身体のコンディションを数値的に把握することができました。
またフィードバックでは専門スタッフから各選手の弱点(身体の硬さや、筋力の部分)を補うトレーニングやストレッチ方法を教えて頂きました。
測定をする 嶋﨑 玖 選手(福知山成美高校)
JISSでの講習時間では目標達成を加速させる習慣を学びました。
コーチスタッフ選手含めグループディスカッションを行い、選手は自分の目標を達成させる為の具体的な方法を発表する良い時間となりました。
樋口 枝浦 さんによる講習
青森スプリングスキーリゾートでは国内最大級のハーフパイプをご用意して頂き、各選手この後に開催される国内大会に向け、ハーフパイプでの雪上トレーニングに取り組むことができました。
青森スプリングスキーリゾートのハーフパイプとB2選手とU15選手
悪天候により雪上トレーニングの時間が短くなる日もありましたが、フィジカルトレーニングやコンディショニングチェックを行い、午後からは、トレーニングやワックス、競技ルールなどさまざまな分野の講習を行い、スノーボードハーフパイプ競技を続けていく上での知識を学びました。
安田講師による安全管理講習
深澤 健悟 コーチによるワックス講習
雪不足など様々な要因により、国内にハーフパイプが少なくなってきていますが
競技別強化拠点である青森スプリングスキーリゾートには合宿のためにハーフパイプを準備して頂き感謝申し上げます。
今後ともスノーボードハーフパイプチームのご声援よろしくお願いします。
報告: スノーボード(ハーフパイプ)チーム 技術コーチ 岡田 良菜
【選手からのコメント】
- 嶋﨑 玖 選手(福知山成美高校)
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JISSでは肩の可動域を広げるエクササイズを教えていただきました。
以前から違和感を感じていたところがセルフケアで解消できそうなので、安心しました。
青森スプリングでの合宿では、自身で設定した技術課題は全て達成することができました。
また、講習を受けたことで競技ルールや雪崩についての知識も増え、充実した合宿となりました。 - 園田 恵吾 選手(オールアルビレックス)
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JISSの測定では夏の測定結果と今回の測定結果を比較しながら、自分の弱い部分や夏に比べ良いところ悪いところを確認することができました。
トレーニング方法も教えていただいたので実践し、弱い部分を克服していきたいと思います。
青森合宿では、天気の良い日に集中し、大会で使う技の練習をすることができました。
天気の悪い日も、繋ぐための練習など大会を意識したトレーニングに取り組みました。
ありがとうございました。 - 上村 海音 選手(開志国際高等学校)
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今回は天候に恵まれず十分な練習時間を確保することが難しい状況でした。
しかしその中でもできる限りの調整を行い限られた時間で技術や課題の確認をすることができました。
どんなコンディションでも対応できる柔軟性を身につけることが重要だと改めて感じました。
今回の合宿で見つかった課題をしっかりと克服し今後の練習に活かしていきたいと思います。 - 川原 凜珠 選手(キララクエストスノーボードクラブ)
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前回のJISSでは膝の怪我もあり何個か測定できなかったですが今回怪我も良くなり全部の測定をすることが出来ました。
腰痛が良くなるスレッチなど教えて下さりよかったです。
青森では天気が荒れることが多くなかなか練習でできなかったですが、晴れたは日はいい練習ができ着地や癖などを直せて良かったです。
Japan Snowboard HP Teamの今回の遠征の模様、スノーボード・ハーフパイプチームの情報はこちらのインスタグラムでもご覧いただけます。
(@japansnowboardhpteam) 📷Instagram写真と動画