競技
2025/03/29【Report FISスノーボード世界選手権ビッグエア】日本女子が表彰台を独占!男子もワンツーフィニッシュの快挙!
スノーボードの世界選手権大会は現地時間3月28日、スイスのエンガディンでビッグエアの決勝が行われました。女子では村瀬心椛(TOKIOインカラミスノーボード部)が1位、岩渕麗楽(BURTON)が2位、深田茉莉(YAMAZEN)が3位を獲得し、世界選手権大会にて日本女子が表彰台を独占する快挙を成し遂げました。また、男子では木俣椋真(YAMAZEN)が1位、長谷川帝勝(STANCER)が2位を獲得し、日本勢がワンツーフィニッシュとなり、男女ともに快挙を成し遂げました。
中央)1位 村瀬心椛 左)2位 岩渕麗楽 右)3位 深田茉莉
女子決勝には村瀬、深田、岩渕、鈴木の4名が出場。
村瀬は1本目にCAB1260(3回転半)インディを成功、2本目にBS1080(3回転)ノーズを成功させ、162.50ポイントを獲得。そのまま抜かされる事なく1位でフィニッシュしました。村瀬自身初の世界選手権優勝となりました。
岩渕は1本目にBS1260(3回転半)メランを成功、2本目にFS1080(3回転)テールを成功させ、156.00ポイントを獲得。3本目にFS1440(4回転)ダブルテールに試みるも、着地に嫌われ成功させることが出来きませんでした。そして合計156.00ポイントが採用され2位を獲得しました。
深田は1本目にBS1080(3回転)ジャパン、3本目にSWB1080(3回転)トラックドライバーを成功させ、合計153.25ポイントで3位を獲得しました。
鈴木は2本目と3本目を成功させ、合計150.00ポイントを獲得。4位入賞を果たしました。また1位から4位まで日本勢が独占し、日本チームの強さを証明する結果となりました。
中央)1位 木俣 椋真 左)2位 長谷川帝勝 右)3位 Martin Oliver
男子では長谷川、木俣、宮村結斗(ムラサキスポーツ)、荻原大翔(仙台大学)の4名が決勝に出場。
木俣は1本目にFS1800(5回転)ダブルテールを成功するも、2本目のBS1980(5回転半)メランにて着地を失敗した際に顔面を強打。鼻から流血する事態となったが、3本目に見事BS1980(5回転半)メランを成功させ、逆転での優勝を勝ち取りました。木俣自身初の世界選手権優勝となりました。
長谷川は1本目を失敗するも、2本目にCAB1800(5回転)インディ、3本目にFS1800(5回転)インディを成功させ、174.50ポイントで2位を獲得しました。3位はMartin Oliver(アメリカ)でした。
左) 木俣 椋真 右) 村瀬心椛
今季のFISワールドカップ・ビッグエアではで大活躍をし、世界選手権大会でも無類の強さを見せた日本代表チーム。今季の大会は全日程終了しました。皆さんの応援を心より感謝いたします!
来季はオリンピックが開催されます。今後の日本代表チームの戦いにご注目ください!
男子最終リザルト
- 1st KIMATA Ryoma
- 2nd HASEGAWA Taiga
- 5th MIYAMURA Yuto
- 10th OGIWARA Hiroto
- 11th KIMURA Kira
女子最終リザルト
- 1st MURASE Kokomo
- 2nd IWABUCHI Reira
- 3rd FUKADA Mari
- 4th SUZUKI Momo
報告: スノーボード(スロープスタイル/ビッグエア) チーム コーチ 稲村 樹
Japan Snowboard Team スロープスタイル/ビッグエア ナショナルチームのインスタグラムでも活動情報発信しております。フォロー宜しくおねがいします。
@japansnowboardssbateam