競技

2025/04/22

【Report フリースタイルスキー体験会@高鷲スノーパーク】

フリースタイルスキー体験会・高鷲スノーパークの概要はこちら

2025年4月13日にフリースタイルスキー体験会を開催しました。

本事業は、フリースタイルスキー(モーグル種目、スキーハーフパイプ種目、スキースロープスタイル種目)に興味がある小学校1年生~高校3年生のジュニアスキーヤーおよびその保護者を対象に、各種目を体験する機会を提供し、フリースタイルスキーの認知、競技の普及につなげることを目的に実施しています。

本事業は岐阜県の高鷲スノーパークにて開催しました。高鷲スノーパークは国内では数少ないハーフパイプが常設されているとともに、スロープスタイルコース、モーグルコースも常設されており、フリースタイルスキーの環境に恵まれているスキー場です。

参加者は3つの班に分かれ、ハーフパイプ、モーグル種目をそれぞれ体験しました。初めにナショナルチームの選手が普段から行っているウォームアップを全員で行い、その後、フリースタイルスキーのトリックを行う上で必要不可欠なポジションの確認を行いました。

講師の松浦透磨選手によるウォームアップの様子

その後、ハーフパイプに移動し、講師の後について、ハーフパイプを滑走する際のポジションやラインを体験しました。

講師の山田智子選手のあとをついてハーフパイプを滑る参加者

講師の松浦透磨選手からハーフパイプを滑走する際のラインを教わる参加者

ハーフパイプの後は、モーグルコースに移動し、モーグル種目の体験を行いました。

モーグルコースに挑戦する小学生の参加者

講師の浅野香織氏からモーグルに必要なポジションを教わる参加者

講師の伊藤みき氏にワンポイントアドバイスをもらう参加者

午後は室内に移動し、それぞれの種目に関するスライドや映像を見ました。また、参加者から質問タイムを設け、参加者が現在抱えている課題や疑問点について講師が答えました。その後、講師全員に競技生活や大会での経験や普段選手として意識していることなどに関して、フリートークセッションを行いました。

ハーフパイプのトリックの説明をする松浦透磨選手

参加者からの質問に答える講師の伊藤みき氏

トークセッション中の山田智子選手、大坪さくら選手、浅野志織選手

当日はあいにくの天候でしたが、ジュニアスキーヤーとその保護者、40名近い参加者の方にフリースタイルスキーの魅力を体験、また普段取り組んでいるものとは違う種目に触れることで、新たな発見をしていただけたと感じます。フリースタイルスキーは複数種目ありますが、競技の特性が類似している部分も多くあります。参加者の方には今後もフリースタイルスキーというスポーツ全体を楽しんでほしいです。

報告:SAJフリースタイル委員会専門委員 窪田 光雄
フリースタイル(ハーフパイプ/スロープスタイル/ビッグエア)チーム コーチ 高尾 千穂

集合写真