競技
2025/06/27【Report 第9回フリースタイル(ハーフパイプ/スロープスタイル/ビッグエア)合宿】
第9回フリースタイル(ハーフパイプ/スロープスタイル/ビッグエア)合宿の概要はこちら
2025年6月19日~21日に愛知クエストにて、第9回フリースタイル(ハーフパイプ/スロープスタイル/ビッグエア)合宿を開催しました。
本事業はフリースタイル競技ハーフパイプ/スロープスタイル/ビッグエアチームとチームサポーター契約を結んでいただいたarc communications様のサポートによって開催されました。
集合写真
昨シーズンを振り返り、スロープスタイルコース内に設置されるトランジッションアイテムへの対応力の向上、ハーフパイプでのより高いパフォーマンスを行うために、愛知クエストにあるトランジッションマットジャンプを使用し技術トレーニングを行いました。
愛知クエストのトランジッションジャンプ
特にスロープスタイルの選手はトランジッションジャンプに苦手意識を持っている選手が多く、その多くが経験不足から来るものでした。
アプローチでの板の踏み方、トランジッションでの体のポジションや板の走らせ方などを得意なトリックから段階を経て練習を行いました。3日間かけてトリックの難度はもちろん、どうやったらより高く飛べるかをハーフパイプ選手と考察しながら練習する領域まで到達することができました。
トランジッションアイテムを飛ぶニコルズ選手
男子はダブルコークやアーリーウープのダブルフリップ、スイッチダブル、ブリングバックなど、様々なクリエイティブトリックまで繰り出せるようになり、女子はコーク720、900やアーリーウープのコーク720など、現在の女子コンペシーンにおいて高評価を確実に得られるトリックを安定して着地できるところまで上達することができました。
高さのある伊藤選手のジャンプ
また、今回の合宿では参加メンバーが多かったこともあり選手同士での技術研鑽等のコミュニケーションも多く見受けられ、良いチームビルディングの機会にもなりました。
ハイクアップ中の選手達
8月から始まる南半球でのシーズンインへ向けてチーム一丸となって強くなっていける。そんな期待感を感じさせてくれる合宿なりました。
引き続き応援よろしくお願いいたします。
報告: フリースキー(スロープスタイル/ハーフパイプ/ビックエア) チームコーチ 藤田 斎文