競技
2025/08/18【Report スノーボード・ハーフパイプ】ジュニア選手「社会体験」研修
2025年8月4日、5日の2日間にわたり、全日本スキー連盟スノーボード・ハーフパイプのジュニア強化指定選手を対象とした特別な「社会体験」研修を開催いたしました。
本研修は、日頃から当連盟にご支援いただいている株式会社エイブル様のご協力のもと、「アスリートキャリアセッション」として、選手たちが社会の一員として貴重な経験を得る機会となりました。
選手たちはエイブル様の「新入社員」として、研修を受けることで、疑似的に社会の一員としての体験をすることになります。
以下に、研修のハイライトをご紹介いたします。
【研修ハイライト】
研修の冒頭では、エイブル様がどのような想いを持って事業に取り組んでいらっしゃるのか、どのような仕事を通じて社会に貢献しているのかについて学びました。
研修室に戻ってからは、事前調査で得た情報を活用し、「より完璧な物件カードを作成する」グループ対抗戦を実施。
このワークを通じて、事前の準備が結果を大きく左右することを実感しました。
この「準備の量と質が結果を変える」という経験は、自身の競技であるスノーボード・ハーフパイプでオリンピックを目指す選手たちにとって、目標達成へのプロセスと重ね合わせる非常に貴重な学びとなりました。
最終セッションでは、「社会との関わりについて考える」というテーマのもと、様々な問いを通じて選手一人ひとりが自分自身と向き合いました。これにより、日頃は知ることのできなかった選手の新たな一面や考え方を発見することができ、コーチにとっても大きな収穫となりました。
今回の研修全体を通して、選手たちは視野を広げるとともに、競技生活で培った集中力や探究心が、社会に出ても大きな力となることを感じてもらえたのではと思います。
本プログラムの開催にご尽力いただいた株式会社エイブル様に心より感謝申し上げます。
選手たちの成長を支え、未来への可能性を広げる素晴らしい機会をご提供いただきました。この貴重な経験を糧に、選手たちが競技者として、そして一人の人間として、さらに大きく飛躍してくれることを確信しています。
~参加した選手の感想~
・不動産の仕事はただ物件を紹介するだけでなくお客さんの希望を丁寧に聞き取り契約の手続きや書類の準備を行いさらに地域の環境や生活に関する情報も含めて提案するなど幅広い対応が求められることがわかった。(上村海音)
・実際に体験をしてみてすごく地道で、人の見えないところで努力をしているんだなと感じました。これからお家を探す時にも大事なポイントを教えていただいたので、それを活かしていきたいと思いました。ありがとうございました。(竹内海叶)
・考え方を今までとは少し違うもっと先を見るために今を行動しようと思いました。(工藤璃星)
・実際に物件を見に行って間取り図を書いてみたり、いろんなことを体験できたのでいい体験ができました。(村上広乃輔)
・今までエイブルについてほぼ何も知らなかったけど、どんな仕事をしているかとか見れたり、体験したりしてすごいいい経験になったし、今後のためにもなると思いました(大橋空奈)
・物件内覧が特に印象に残っています。普段見えないところで地道な努力をしていることがわかりました。今の自分にも今後の自分にも役立つことを沢山おしえてもらいました。(川原凛珠)
・特に印象に残ってることは、実際に物件に行って色々なことをチェックしたり見たりしたことです。研修会では、まずエイブルという会社がどんな会社なのかを知りました。そして、本番までに地道な下準備がある事を学びました。それは、スノーボードでも一緒で、1つの技でも沢山の練習や、トレーニングがあるからこそ、成功することと似ていると思いました。今回学んだことをスノーボードに限らず、日常生活に活かしたいです。(武田琉玖)
報告: スノーボード・ハーフパイプチーム チーフコーチ 樋口 守
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(@japansnowboardhpteam) 📷Instagram写真と動画