競技

2015/08/31

【REPORT スノーボード・ワールドカップ(ハーフパイプ)参戦】
片山來夢が初優勝、平岡卓、大江光が2位!

 8月30日、FISワールドカップハーフパイプの決勝がニュージーランドのカドローナスキー場で行われ、男子で片山來夢選手が今シーズンの初戦を初優勝という形で飾りました。2位に3本目の演技で巻き返した平岡卓選手、5位に青野令選手、6位に今井郁海選手。女子では大江光選手が勝負強い演技を見せ自身最高位となる2位に入り、今回参戦した全選手が決勝の舞台でしっかりと自分のスタイルを出した演技を披露し結果を残しました。

 

 今回の大会に臨むにあたっては試合出場の目的と目標を明確にし大会前からしっかりと準備を進めていきました。雪上でのトレーニングの質をより上げる為にしっかりとしたコンディショニング、トレーニング、栄養などの面にも重点を置き試合に向けて取組みました。日々の積み重ねをコツコツとやってきた事が選手達の自信に繋がり今回の結果に結びついたと思います。

 また、本大会にエントリーしていた安藤南位登選手が公式トレーニング中に離脱を余儀なくされた事を受け、チームとしてもRide for NAITOを掲げ士気を高め臨みました。

 このワールドカップの結果は結果として喜ばしい事ではありますが、この試合に向けてやって来た準備の過程と内容を評価したいと思います。また、本大会に向けて帯同して頂いたサポートスタッフの仕事と連携も選手達の後押しとなりました。もっともっと強くなる為にはまだまだやる事はたくさんあります。日本のスノーボードスタイルが世界で認め続けられる様、明日からまた足を止める事なく進んで行きたいと思います。

 素晴らしい大会を用意して頂いたWinter Gamesの関係者の皆様へもJAPAN HP TEAMより感謝いたします。

 応援ありがとうございました。

報告者:HPコーチ 治部 忠重

 

JAPANハーフパイプチーム

2位の大江光の表彰台

ワールドカップ初優勝の片山來夢と2位の平岡卓

チームメイトを見守る安藤南位登

スタートエリアの片山來夢と安岡トレーナー

大江、平岡と山本サービスマン、安岡トレーナー

青野令と村上テクニカルコーチ

がっちり握手を交わす片山來夢と山本サービスマン