競技

2015/10/06

【REPORT 第1次スノーボード(アルペン)遠征】
連動させることが精度につながるをテーマに

 9月7日〜9月28日Mt.Hutt(ニュージーランド)で行われた第1次遠征、強化チームは今回の遠征でフリーランをベースとした基本動作の確認、ターンの始めと終わりの動作チェックに重点を置き、マテリアルチェックやセッティングの確認を行ってきました。

 

 ニュージーランド遠征は、チーム単位で早期から遠征を組めた事により、選手個人を細かく分析する事が可能となり、反復練習でより精度の高いライディングを得る事ができました。また先シーズン、選手に不足していた箇所のフィジカルをオフシーズンに強化した事によってライディングにはっきりとした違いが現れ、上半身から下半身にスムーズな連動で後ろ足のひざ下でボードコントロールする事により、スムーズで尚かつ強いエッジングができシンプルで強いライディングが可能となりました。また今シーズンのMt,Huttは雪、天候にも恵まれ最高のコンディションの中でトレーニングが出来、この時期でしか出来ないテストも可能で充実した遠征となりました。

 

 選手の個性を生かした滑りで精度を上げワールドカップに向けて調整し参戦していきます。引き続き選手とのコニュニケーションを親密に取り、冷静さを保ち戦うチームでワールドカップ参戦し戦っていきたいと思います。

報告者:SBALコーチ 後藤 夏樹

 

雪上トレーニング後、チーム力を高めるためナチュラルトレッキング

Mt.Hutt 早朝トレーニングバーンにグルーミングしてくれています

ストレスフリーで楽しい役割分担を考えて自炊も楽しく

ミドルセクションから斜面変化の多いバーンでのトレーニング

ライン、フォームなど細かく映像機材を使用してチェック。選手は家根谷依里

午後のトレーニングは選手とコーチで有酸素トレーニング中。一緒に行うことでコミュニケーションも大きく変化