競技

2015/11/09

【REPORT 第2次スノーボード(ハーフパイプ)遠征】
シーズンイン前の雪上、陸上においてのベースアップ

ハーフパイプチームにおける第2次HP遠征は再び春になる南半球のニュージーランド・カードローナスキー場で行われた2週間のスプリングキャンプに参加し、11月から始まる本シーズンに向けた雪上並びにフィジカルベースを上げる陸上のトレーニングを行った。

 

今年のスプリングキャンプにおいては期間中の天候も安定しており、綺麗に整備されたハーフパイプで各々が今合宿で掲げた課題に対しての精力的なトレーニングを行う事ができた。また、ハーフパイプの最下方にはBAG JUMPというエアーマットが設置され難易度の高い技や新しく取り組む技に対してより安全にとりかかれる環境があったのも今回のトレーニングにおいての大きな利点となった。

日中は気温が上がり雪上が緩みコンディションが悪くなるため毎日早朝5時半~6時の起床から1日が始まりとなった。4時間~6時間の雪上でのトレーニングを行い、下山後には3日毎のフィジカルトレーニングメニューを行い、食事も当番制での自炊をし、トレーニング、コンディショニング、栄養(食事)、休養(睡眠)と2週間の短期ではあったが内容はハードなものとなった。また、今回の合宿には育成選手の岡本航選手、今井胡桃選手の2名も参加し強化選手に混ざり連日精力的にトレーニングに取り組んでいた。

今年度のスプリングキャンプは天候、トレーニング施設のコインディションも良くこれまで参加してきた中では最も良い環境の中でトレーニングを行うことができた。帯同頂いた嶋田健一トレーナー、村上大輔テクニカルコーチ、長田史絵映像スタッフらのサポート、連携のお陰で合宿自体の質も高いものとなった。2015/2016シーズンの冬を迎えるにあたりしっかりと準備ができた遠征となった。

 

報告者:HPコーチ 治部 忠重

 

合宿最終日 集合写真

片山來夢選手

今井胡桃選手

フィジカルトレーニング①

フィジカルトレーニング②

嶋田トレーナーによるケア風景