競技

2015/11/12

【REPORT 第2次スノーボード(アルペン女子)遠征②】
苦手なコンディションを必然にとらえ克服

 10月22日から第2次スノーボードアルペン女子遠征のためアメリカに渡航している竹内智香選手からの活動レポート第二弾です。

今遠征の雪上第2セッションが終了しました。今年の北米は昨年以上の雪不足でトレーニングコースがとても混み合っています。その影響で当初予定してたコースや時間でのトレーニングができず、やや苦手なコンディションが多いセッションとなりました。
 今回の遠征ではスキー場のオープンが遅れ、苦手なコンディションが続き、スムーズに進まないことが多くありました。ネガティブに受け止めてしまいそうな事ばかりでしたが、見方を変えてみれば全ての出来ごとが必然的なことだったと感じられます。カッパーに入る前にアリゾナで調整した事でより良いコンディションで雪上に入れたこと、雪不足によって難しいコンディションで滑ることで今まで苦手だと思っていた分野を克服できたことは、とても自信になりました
 そして、今回の遠征ではフィジカルの伸びをとても強く感じられています。今までは質にこだわり、疲労感やよいイメージが持てないときは、悪いイメージがつく前に練習を切り上げることが多くありました。しかし今年は何日滑っても、何本滑っても高い質を維持しながら、練習量をこなすことができています。
 第2セッションも非常に充実したものとなりました。最後のセッションも一つでも多くのことを吸収して帰国できるように頑張りたいと思います。
今後も応援よろしくお願いいたします。

 

レポート:竹内智香

 

雪上でのトレーニングの様子とライディングを支えるギア

雪上遠征中ももちろん陸上でのフィジカルコンディション向上には積極的に取り組む