競技

2015/12/15

【REPORT スノーボード・ワールドカップ(PGS)カレッツァ大会】
滑りへの集中がカギの決勝コース選択

 12月12日Carezza(ITA)で行われたW杯のレースレポートです。

 予選1位、そして2回戦で0.04秒敗退、最終順位5位となりました。

 

 予選は非常に良い感覚で余裕を持って滑ることができ、1位通過できたことは大きな収穫です。春からのフィジカルトレーニングの成果が明確であり、ターンからターンの間にワンテンポ余裕が生まれるようになりました。しかし、まだそのワンテンポの余裕を有効に使うことができていないため、今後はその空間をより板を走らせる動きに使える様になった時はさらに良いタイムを出せるという手応えを掴むことができました。

 予選で非常に良いフィーリングだったため、決勝では確実に勝ちに行けるという感触がありましたが、インスペに入った瞬間にコース選びで気持ちが揺らいでしまったことが昨日の敗因です。今季からコースインフォーメションスタッフをつけて頂き、より充実した環境でのレースとなりましたが、昨季1年間、コース選択で敗退することが多く、コース選択にナーバスになっているのが抜けきれておらず、集中する環境を作り出すことができませんでした。コース選びはコース現場にいるスタッフに任せ、私は滑りに集中するというスタイルを1戦でも早く身につけることが大切だと感じさせられました。何か小さなキッカケでとても良い感触が得られそうです。

 応援してくださる皆様に、良いご報告を早く届けられる様に引き続き頑張ります。これからも応援よろしくお願いいたします。

 

レポート:竹内智香