競技
2015/12/24【REPORT 第3次スノーボード競技(SBX)タレント発掘育成事業遠征】
『世界で戦うために』
11月11日~12月14日の期間でオーストリア・ピッツタールではトレーニングと大会参戦、モンタフォンにてワールドカップ見学を行う遠征を行いました。今回の遠征でのテーマは「世界においての現状を知る」です。
ピッツタールのクロスコースでは2つのスタートセクションを有するコースを有効的に使い大会までの期間を過ごし、5日間でヨーロッパカップ2戦・ジュニアレース2戦のレースウィークでは世界の強豪が集まるヨーロッパカップでは苦戦を強いられましたたが、ジュニアレースにおいては各選手いい経験が積めました。大会後は、各国のチームスタッフによるコースリメイクが行われ、ワールドカップ用のトレーニングコースへと変化したコースでのトレーニングとなり、世界トップレベルのコースと滑走技術をまえに、その日その日の目標を達成できるよう1本でも多く滑走し技術習得に励みました。
モンタフォンに移動してのワールドカップ見学では、目の前でワールドカップを観るのが初めての選手ばかりで、非常に良い経験を積むことがでました。
今回の遠征では大会参戦、そしてハイレベルなクロスコースにおいて世界トップレベルの選手、また同世代の選手と環境を共にすることにより、選手個々の世界においての現状を知ることができました。長期の遠征で心技体の全てにおいて成長することができました。これから続く遠征・国内大会で成長した姿を見られることは間違いないでしょう。
本遠征もtotoによる事業助成や、ご理解ご協力いただきました関係各位の皆さまに、選手、スタッフ一同感謝申し上げます。また、今後ともご支援の程よろしくお願いいたします
報告:SBXコーチ 長嶋勇也