競技

2016/01/07

【REPORT スキージャンプ】フライング世界選手権代表に葛西、作山選手

 1月14日からオーストリアのタウプリッツ/バド・ミッテルンドルフで開催されるFISフライングジャンプ世界選手権大会の代表選手に、葛西紀明選手(土屋ホームスキー部)と作山憲斗選手(北野建設スキークラブ)代表選手として派遣する。フライングジャンプはHS-225mというとてつもなく大きなジャンプ台で行い、その飛距離は230mオーバーの異次元のジャンプが展開される。

 

 葛西選手はこのフライングジャンプを得意としており、誰よりも遠くへ飛びたいといつも意欲満々で出場している。今年はどんなビッグフライトが飛び出すか、目が離せない。

 このフライング世界選手権大会、まだ一度も見たことがない人がほとんどだと思うが、今回はテレビ東京(BSジャパン)が放送してくれる。大会は15日個人戦、16日個人戦、17日団体戦が行われるが、この模様は1月23日、16時~18時に放送される。

 

 ジャンプ女子の日本大会は、1月16日・17日が札幌市・宮の森ジャンプ競技場で、翌週の22日・23日には山形市・クラレ蔵王ジャンプ競技場で開催される。

 代表選手は、出場資格を有する高梨沙羅(クラレ)、伊藤有希(土屋ホームスキー部)、岩渕香里(松本大学)、勢藤優花(北海道メディカル・スポーツ専門学校)、松橋亜希(マンマーノフーズ)、竹田歩佳(デンソー北海道)の6選手。

 開催国に与えられる「開催国枠出場選手」は、茂野美咲(CHINTAIスキークラブ)、渡瀬あゆみ(japan at home)、大井 栞(札幌日本大学高等学校)、渡邉 陽(札幌日本大学高等学校)、岩佐明香(日本大学)、丸山 純(東海大学)の6選手で、この枠での出場選手は札幌、蔵王ともどちらか1戦のみの出場となる。

 

 テレビ放送は17日の札幌大会は札幌テレビ放送(STV)が当日15時30分から16時30分まで全国28局ネットで放送される。

 16日と札幌大会及び蔵王大会はNHKのBS-1で放送される予定だ。