競技
2016/02/01【REPORT スキージャンプ】葛西に沸いたワールドカップ札幌大会
記録ラッシュ祝う、長女の誕生。
まさに葛西紀明選手(土屋ホームスキー部)のためのワールドカップ札幌大会だった。初日の第14戦、不利な追い風の中でもたしかなテクニックで4位に入った葛西選手は、翌日の第15戦で1本目138.5メートルの大きなジャンプを決め、2本目も134メートルとまとめて3位、また最年長表彰台を更新した。
大会終了後、2つのギネス世界記録が認定され、表彰を受けた。今回認定されたのは「ワールドカップ最多出場(488回)、「ノルディック世界選手権大会ジャンプ部門最多出場」(12回)。このギネス世界記録認定を祝うように、30日、長女が誕生したことを自ら明かした。
葛西選手のギネス世界記録は、今回の2つを加えて5個となった。すでに2014年に「ワールドカップ最年長優勝」、「冬季オリンピック7大会連続出場最多出場」、「冬季オリンピック最年長メダリスト」と世界のレコードホルダーは衰えを知らない。この先、どんな記録が更新され、また生まれるか、レジェンドの今後の活躍に注目だ。
☐葛西選手のギネス世界記録はFIS(国際スキー連盟)のホームページにも掲載されました
http://www.fis-ski.com/ski-jumping/news-multimedia/news/article=noriaki-kasai-man-records.html