競技

2016/02/20

【REPORT 第4回スノーボード(アルペン女子)合宿】
コンスタントさを求めてライディングの追求

トレーニングスタート前のリラックスタイム

 

 2月に開催予定だったワールドカップが中止となったこともあり、2018年平昌オリンピック前を想定した合宿を、菅平高原パインビークスキー場にて行った。今期の雪不足は非常に深刻なものではあるが、菅平高原パインビークスキー場協力の元、様々なコースコンディションで非常に内容の濃いトレーニングを行うことができた。

 

 

 

 朝5時からのウォームアップに始まり、連日4時間の雪上トレーニングに加え、フィジカルトレーニングもきっちりとこなし、その取り組みには非常に目を見張るものがある。しかし、今期のワールドカップでは、予選で思うような滑りができたり、タイムにつながったりはしているものの、最終的な結果に結びつけられておらず、ワールドカップでの決勝トーナメントで勝ち上がるために、連日10本以上滑り続け、現状抱えている課題を精査していった。結果として、理想とするライディングをコンスタントに出すことができ、安定感を増すことができた合宿となった。

 

早朝から貸し切りでのロングGSトレーニング

 

 早朝練習では山頂から富士山を眺める

 

 

 今期のワールドカップは、残すところ2/27カイセリ(トルコ)、3/6ウィンターベルグ(ドイツ)の2戦。今回の合宿で得たフィーリングが結果につながるよう、チーム一丸となり取り組んでいきたい。

 本合宿開催にあたり、ご協力いただきました菅平高原パインビークスキー場の皆様、日頃から応援していただいておりますチームスポンサーの皆様には、選手スタッフ一同、心より感謝申し上げたい。

 

報告/スノーボード強化委員 長岡 英明