総務

2016/03/29

【REPORT】Sports for Tomorrow 国際協力及び交流目的にインドから来局

2015-02-20 17.54.58

■代々木競技場をバックに記念撮影。写真左からルダー・チャンド・タカールコーチ、ヒマンシュ・タカール選手、宮沢SAJ事務局長、ロシャン・タカール事務局長、カピール・タカールコーチ、アーウィン・カンワー選手

 

2014年から2020年までの7年間で開発途上国をはじめとする100か国以上の国において1000万人以上を対象に世界のよりよい未来のために、未来を担う若者をはじめ、あらゆる世代の人々にスポーツの価値を広げていく取り組み、それが「Sports for Tomorrow」(SFT)プログラムである。

 

 具体的には、スポーツを通じた国際協力及び交流、IOCや国際的な大学間ネットワーク構築による国際スポーツ人材育成体制の構築、そして国際的なアンチ・ドーピング推進体制の強化支援を行っていくことである。

 

 今回、このプログラムに沿って外務省と協力して招聘されたのはインドのウィンターゲーム連盟のロシャン・タカール事務局長をはじめアルペン選手として、先週、長野県菅平高原で行われたFIS公認大会に出場したヒマンシュ・タカール、アーウイン・カンワー両選手とコーチ2人。ヒマンシュ選手は2014年ソチオリンピックにインド代表として出場した選手。3月21日に来日して30日に帰国するまで、菅平高原で地元クラブとのトレーニング・大会出場、そして外務省、スポーツ庁への表敬訪問、SAJへの表敬訪問、その合間には精力的に世界一の「スキータウン神田」にも出かけている。

 

 29日にSAJ事務局を表敬訪問してくれたタカール事務局長以下5名は、人的支援、スキー用具の提供など、インドのスキー事情を説明した上で宮沢SAJ事務局長に協力要請し、SAJとしてスノースポーツの普及・発展に出来る限りの協力をしていきたいと回答した。

なお、SFTプログラムの外務省による招聘事業で冬季競技が対象になったのは今回が初めてのこと。

 

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