総務

2018/04/03

【REPORT 「SPORT FOR TOMORROW」】
パキスタンチームが来日。SAJとの国際協力及び交流促進へ

 SPORT FOR TOMORROW(SFT)は、2020年に行われる夏季オリンピック・パラリンピック競技大会を東京に招致する際、IOC総会において安倍晋三首相が発表したことをきっかけに始まった日本政府が推進するスポーツを通じた国際貢献事業です。

 2014年から2020年までの7 年間で、開発途上国をはじめとする100カ国・1000 万人以上を対象としたあらゆる世代の人々にスポーツの価値を広げていく取組みです。SAJは、この2020年に向けて日本政府が推進するスポーツ国際貢献事業SFTに参加協力しています。

 

 

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左からアブドゥル・ラザック選手、サイフ・ウラ選手、アリ・カーンコーチ、SAJ宮沢事務局長、ワッカス・アザム選手、ファザル・ワドッド選手

 

 

 今回、このプログラムに沿って外務省と協力してパキスタンスキー連盟から招聘されたのは、アリ・カーンコーチ、アブドゥル・ラザック選手、サイフ・ウラ選手、ワッカス・アザム選手、ファザル・ワドッド選手の5名でした。来日日程は3月19日(月)~3月25日(日)で、志賀高原でSAJ公認スキー学校のプライベートレッスンを3日間受講した後、都内に移動しSAJ訪問、外務省表敬訪問、東京観光(浅草、お台場)を行いました。

 本年度はパキスタンでは十分な降雪量がなく、満足な練習ができなかったこともあり、志賀高原でのスキーはパキスタンチームには素晴らしい経験になったそうです。 23日にSAJ事務局を表敬訪問してくれたアリ・カーンコーチ以下5名とパキスタンのスキー事情に関してディスカッションを実施し、今後のパキスタンスキー連盟の発展にSAJがどのように貢献できるかなど、さまざまな意見交換を行いました。 SAJとしては今後もSFTプログラムを積極的に活用して、さまざまな各国スキー連盟と交流を図っていきたいと考えています。

 

 

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パキスタンチームからいただいたお土産